高宮研究室
高宮研究室
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研究内容 (Research)

(1) 無線センサーネットワーク向け低電圧(0.5V)・低消費電力無線通信用回路
Low-voltage (0.5V)/low-power RF circuits for wireless sensor nodes

(2) 低電圧(0.5V)電源回路
Low-voltage (0.5V) power management circuits

(3) エネルギーハーベスティング向け電源回路
Power management circuits for energy harvesting

(4) 0.5V以下の低電圧・低消費電力ロジック回路
Sub-0.5V low-voltage/low-power logic circuits

(5) 磁気共鳴型無線電力伝送
Magnetically resonant wireless power transmission

(6) 有機トランジスタを用いたフレキシブル・大面積エレクトロニクス
Large area and flexible electronics with organic transistors


 1940年代の大型電子計算機の誕生以降、エレクトロニクス技術の発展によるコンピュータの「小型化」「高速化」「低コスト化」を推し進めることによって、現在は一人ひとりが小さなコンピュータであるスマートフォンを所有する時代となりました。
 将来のエレクトロニクスは、一人1台のコンピュータにとどまらず、人間の生活空間に超多数個の無線センサノードが存在し、人間が無線センサノードの操作を意識することなく、人間の幸福に寄与する空気のような存在になると推測されます。このような「存在して当然で、ないと困る」空気のようなエレクトロニクスを実現するためには、電子機器の(1) サイズの超小型化または超薄型化、(2) 通信の無線化、(3) エネルギー供給の自律化を実現する必要があります。

そこで、本研究室では
(1)に向けて
  「小型化に必須のuWクラスの低電圧・極低消費電力LSI設計技術」
  「有機トランジスタを用いた大面積・フレキシブルエレクトロニクスのアプリケーション提案と実証」、
(2)に向けて
  「無線センサノード向けのuWクラスの低消費電力無線通信回路」、
(3)に向けて
  「エネルギーハーベスティング向けパワーマネジメント技術」
  「電子機器向けの無線給電の高効率化に向けた回路技術」
の研究を産業界と密接に連携して行ってきました。
 これらの研究成果に関して、半導体のオリンピックと言われる国際固体素子回路会議(ISSCC)で17件、LSI回路関係のプレミア学会であるVLSI回路シンポジウムで15件採択され、世界的に評価されています。

(2013年12月記載)